ダイムラークライスラーの北米部門クライスラーは15日、経費削減の一環として、ホワイトカラーの従業員が負担する医療保険を給与水準に応じて増額する方針を示した。ラソーダ最高経営責任者(CEO)が従業員に対するEメールで明らかにした。
同CEOはまた、2008年までに10─15%の経費を削減するとの目標について、強制的なレイオフを実施することなく、買収の制限を通じて達成するとの見通しも示した。
さらに、こうした施策により、ますます競争が激化する市場において、競争力強化のための努力を継続できるようになる、とも述べた。
同社は今年の医療保険負担を23億ドルと見積もっているが、このうち削減可能な額については明示せず、かなり額になるとするにとどめた。
従業員の負担額変更は2007年から適用され、現役のホワイトカラー従業員約1万3800人が対象となる。工場労働者に対する医療保険の給付削減については、全米自動車労組(UAW)と交渉を続けている。