イサハヤ電子、オーストリアに電子部品の販社設立

イサハヤ電子(長崎県諌早市、井嵜春生社長)は、オーストリアに電子部品の販売子会社を全額出資で設立した。主に東欧の日系電機メーカーを対象に、4月から小信号トランジスタなどを供給する。欧州での拠点開設は同社として初めて。これで欧州、アジア、米国の世界3極の販売体制を確立したことになる。

 設立したのは「イサハヤ・エレクトロニクス・ヨーロッパ・ゲーエムベーハー」(ウィーン市、荒木宣博社長、資本金21万3000ユーロ)。3人体制でスタートし、初年度は4億8000万円の売り上げを目指す。3年後をめどに17人程度に増員し、売上高を20億円まで引き上げる計画。

 日系の音響・映像(AV)機器メーカーに対し、小信号トランジスタなど電子部品の特性を説明したり、不具合の解析、次期モデルの営業を展開する。また、顧客の要望に応じて在庫を管理し、部品を効率的に欧州全域に供給する。