三造有機リサイクル(札幌市、鎌田滋社長)は札幌市で運転している事業系生ゴミ飼料化プラントに原料の生ゴミから抽出した油脂をボイラ燃料で改質して有効利用する燃料化装置を設置して実用運転に入った。
同社は三井造船の関連会社。現在、札幌市内で発生する生ゴミを1日60トン規模で油温減圧脱水方式で脱水乾燥し、家畜飼料原料のフライドミールを製造している。処理工程で出る3―4%の食品抽出油(廃油)についてはこれまで、施設内での脱臭炉の燃料として一部を有効利用してきた。
この油をバイオマス燃料化し、ボイラ燃料のA重油の大幅削減を実現した。多量の不純物を含んでいる食品抽出油をA重油と微細化均一混合して加熱。遠心分離、精密濾過で不純物を除去し、ボイラ燃料に改質した。この燃料を100%ボイラ燃料として代替する運転に移った。