川重など、風力発電向け大容量型ニッケル水素電池の実証開始

川崎重工業は独自開発した大容量型ニッケル水素電池「ギガセル」の本格的な実用化に向けて風力発電で実証に乗り出す。06年中に大・小規模の風力発電サイトに併設し、実用化を目指す。清水建設が研究所で実証している都市型マイクログリッド(分散型エネルギーネットワーク)にもこの蓄電池を設置し、実用研究に入っている。

 ギガセルはバイポーラ積層構造で大容量化が容易な大型の電池の設置に適している。この特徴を生かして、風力発電の出力平滑化で実用を目指す。ニッケル水素は鉛蓄電池の3分の1容量で急速充・放電に対応可能なため、出力が不安定な風車への併設が期待できる。

 短周期対応に適しており、小型風車サイトに置いて実証。さらにウインドファームクラスの大型風力発電サイトにも今年後半に設置して実証する。

 また清水建設は実証している電源ネットワークに30キロワットの電池を導入して今月まで付加変動補充対応で運転している。

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