関係筋によると、日興コーディアルグループは米投資ファンド、ローンスター傘下の東京スター銀行の最大50%の株式取得提案を検討している。これを受けて、東京証券取引所では日興コーデ株がしっかり。証券会社による初の銀行買収によって金融事業の総合力が強化されると見られ、これに期待した買いが入っている。
ただ、この買収に関しては、資金負担の大きさへの懸念などもあり、日興コーデの寄り付きは安く始まった。
24日付の日経新聞は、日興コーディアルグループが東京スター銀行に買収を提案したと伝えた。報道によると、ローンスターも保有株を売却する方針で、日興コーディアルは1400億円を超える資金を投じて公開買い付け(TOB)により発行済み株式の3分の1超を取得して筆頭株主になる方向。日興コーデは報道を受けて「そのような内容について決定事実は何もない」とのコメントを発表している。
東京証券取引所は、東京スター銀行株式の売買を午前8時20分から一時停止した。同取引所によると、公開買い付けに関する情報の真偽等について確認するためという。東京スター銀行株の23日終値は、前日比6000円安の39万1000円。