「道の駅って面白い」伊藤忠が支援事業を本格化

伊藤忠商事は、新年度から全国の一般道の休憩施設「道の駅」の支援事業を本格化させる。

 特産品の販路を広げるため、年内にも通信販売や都市部でのアンテナショップの開設などに乗り出すことを検討している。

 現在、道の駅は全国に約830施設あり、主に市町村が母体となって運営している。しかし、施設ごとに集客力や収益力の差が大きく、公道の休憩施設という利点を生かし切れていない施設も多い。

 伊藤忠は「道の駅全体のブランド力の向上」を目指して、まず2004年8月に岐阜県東濃地区の九つの道の駅連合会と提携。昨年10月には社内に専門部署「未知倶楽部室」を設置し、インターネットによる道の駅の情報発信や道の駅の駅長向けの経営、接客セミナーなどを行ってきた。現在、全国約70の道の駅と提携関係にある。

 3月には都内で開かれた食品フェアに、食材や飲料、菓子など各地の道の駅で入手できる特産品30点を「未知倶楽部」認定ブランドとして出展した。

 未知倶楽部室の賦勺(ふすく)尚樹室長は「ノウハウを生かして、消費者に『道の駅って面白い』というイメージを定着させ、ブランド力を高めることで事業機会の拡大につなげたい」としている。

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