シンビアン(東京都港区、久晴彦社長)は、中・低機能携帯電話への対応を強化する。携帯電話向け基本ソフトの使用料を実質的に値下げし選択の幅を広げる。同時に第3世代(3G)携帯電話で進むソフトと通信処理のワンチップ化にも対応し、従来よりも低価格な機種にも採用しやすいようにする。
基本ソフト「シンビアンOS」の料金値下げは、同社の親会社である英シンビアンのナイジェル・クリフォード最高経営責任者が明らかにした。7月1日をめどに、単一の使用料を3種類に増やし、実質的な値下げを行う。
現状の料金体系は、最初の200万台まで1台当たりの使用料が7ドル25セント(約854円)、それ以上は同5ドル(約589円)となっている。これに出荷台数に合わせて最大で2ドル50セント(約295円)まで引き下げるモデルと、通信会社などに対し卸値の一定率をシンビアンに支払うモデルを新たに導入する。