三井物産は27日、同社の100%子会社のミツイ・イー・アンド・ピー・オーストラリア(MEPAU)社が40%の権益を持っているオーストラリアの「ヴィンセント油田」について、60%の権益を保有する豪州ウッドサイド・エナジー社とともに、約7億2000万ドルの開発予算による投資を決定したと発表した。三井物産の負担額は2億9000万ドル(約340億円)となる。
ヴィンセント油田は、オーストラリア北西沖の鉱区内にある未開発油田群。今回の決定を受けて、2006年末をめどに掘削を開始し、2008年の生産開始を予定している。生産量は生産開始直後のピーク時で、1日あたり約10万バレルを見込んでいる。
ヴィンセント油田は、MEPAU社が2004年3月、豪州北西海上の未開発油田群として、エンフィールド油田、ラヴァーダ油田とともに、40%の権益で参画を決定した。エンフィールド油田についてはすでに2006年後半の生産開始を予定しており、ピーク時の生産量は1日あたり約10万バレルを見込んでいる。
三井物産によると、ラヴァーダ油田の開発にあたる投資計画については未定としている。