アステック(兵庫県姫路市、森本一生社長)は、狭いサイトでも深い土壌の揮発性有機化合物(VOC)回収や重金属の不溶化などができる工法を開発し、普及に乗り出した。
3軸型の中抜矩(く)形撹拌装置を使うのが特徴で、1000平方メートル以下の土地でも7メートル程度の深さまで土壌浄化できるメリットを売りに、都市部を中心に需要開拓を進める。
同装置をサイトに設置し、汚染土壌を原位置で撹拌しながら浄化する。汚染VOCの濃度が薄い場合、同装置で撹拌しながら高圧エアを送り込み、揮発させた後に活性炭で回収する。
また、重金属による土壌汚染に対しては、重金属を吸着、固定するゼオライトなど天然鉱物を原料にした改良材をスラリー化し、撹拌しながら送り込んで、不溶化処理する。処理コストは汚染土壌を掘削処理する場合に比べて30―40%安い。