WSJ-米ベライゾン、インターネット広告でグーグルと提携

米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズ(NYSE:VZ)傘下のスーパーページズ・ドット・コムは、書籍版やインターネット版の電話帳に広告を掲載する小規模会社向けの広告再販事業で、米ネット検索大手のグーグル(Nasdaq:GOOG)と先週提携に合意していたことが明らかになった。

合意内容の詳細は発表されていない。スーパーページ広報によると、両社は、売り上げ分配の契約はしておらず、スーパーページの取引量が一定値を超えた場合、グーグルがボーナスを支払うことになっているという。

調査会社ケルシー・グループが主催した27日の会議で、ベライゾンの経営幹部エリック・チャンドラー氏が発言したことにより、この契約が結ばれたことが明らかになった。

グーグルは28日、ベライゾンがグーグルの「アドワーズ広告」の正式な再販会社になったと発表した。この契約は米地域通信大手ベルサウス(NYSE:BLS)と昨年10月に交わした契約と同様なものだ。

ベライゾン広報は、グーグル・ドット・コムでキーワードを設定して広告を出す「アドワーズ広告」を使うことにより、スーパーページはインターネット・マーケティングの利用を検討する顧客を支援できると期待感を示した。

現在までのところ、スーパーページはインターネット広告で、顧客の要望に応じられるホームページ閲覧数を達成できていない。同社は、これまでマイクロソフト傘下MSNローカル・サーチ・サービスや米インターネット複合企業IAC/インタラクティブコープ(Nasdaq:IACI)傘下のシティーサーチ・ドット・コムなどとも契約をしている。

「ベライゾンは広告の売り手と買い手を結びつけられる。広告主を手伝えるものは何でもありがたい」とベライゾン広報のデーナ・ラッセル氏はコメントした。さらに、「検索エンジンを利用するマーケティングは重要性が高まり、この手法にこれまで以上に注目が集まっている。ベライゾンには街を歩く営業部隊があって地元と密着している。広告主をインターネットに連れて行ける」と同氏は言う。

ベライゾンのスーパーページズ・ドット・コムには、書籍版のイエローページやインターネットの電話帳に広告を出稿する小規模会社を担当する営業担当者が3000人いる。ベライゾンは昨年12月に電話帳事業の売却または分離独立を検討中だと発表している。

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