宝山鋼鉄(中国)第4四半期決算は2.2%減益

中国の宝山鋼鉄が28日発表した第4・四半期(05年10月─12月期)決算は、2.2%の減益で、四半期では少なくともこの3年で初の減益となった。設備拡張などを行ったが、鉄鋼価格下落による影響を補うことはできなかった。
 純利益は22億1000万元(2億7600万ドル)で、前年同期の22億6000万元から減少した。また、ロイターがまとめたアナリスト6人の予想(中央値)22億8000万元に達しなかった。
 一方、会社側発表の2005年売上高からロイターが算出したところでは、第4・四半期の売上高は430億元で、ほぼ倍増している。
 2005年通年ベースでは、純利益が35%増の126億7000万元となったほか、売上高はほぼ倍の1266億1000万元だった。
 アナリストらは、鉄鋼価格下落と原材料価格上昇により、第1・四半期にはさらに大幅な減益になる可能性がある、との見方を示した。
 ロイターがまとめたアナリスト6人の予想(中央値)では、2006年は前年に比べて純利益が23%減少する可能性がある、と見られている。
 地元証券会社のアナリストは「2006年の平均の国内鉄鋼価格が前年を上回ることはないだろう。大規模な施設拡張も予定されていないことから、06年の利益が減少することは確実だ」と話している。

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