新日本製鉄、住友金属工業、神戸製鋼所の鉄鋼大手3社が、海外の競合メーカーなどによる敵対的買収に備え、共同で防衛策の検討に入ることが29日、明らかになった。3社は29日、海外の競合メーカーなどによる敵対的買収に備え、共同で防衛策を検討する、と発表した。
3社のうち1社が標的になった場合、他の2社が協力して友好的な買収を成立させる案などが検討対象となる。ことし6月の株主総会で承認を受けることを念頭に協議を急ぐ。
国境を越えた大型再編に向かっている世界の鉄鋼業界では、敵対的買収によって規模拡大を急ぐ有力企業が登場。3社はこれまで鉄鋼事業の協力で培った信頼関係を生かし、海外からの攻勢を防ぐ考えだ。