りそな銀行は29日、2003年に実質国有化された後で初めての新店舗を2007年4月に開くことを明らかにした。
設置するのは、東京・赤坂の旧防衛庁跡地に建設が進む「東京ミッドタウン」内で、口座開設に印鑑や通帳を原則、廃止するほか、窓口で指先の静脈で本人確認して取引を行う“未来型店舗”とする。
ミッドタウン内の住民やビジネスマンが利用しやすいように夜9時まで営業し、イントラネットで金融商品やサービスを提供する。指の静脈で本人確認する仕組みを窓口取引全般で導入するのは大手行初となる。
経営不振に陥ったりそな銀行は、2003年に総額2兆円の公的資金が注入され、実質国有化された。経営再建に向け、これまでは人員や店舗の削減を優先してきたが、業績が回復してきたことから新店舗の開設を決めた。
東京ミッドタウンは、54階建て、高さ約248メートルのミッドタウン・タワーを中心に、美術館や住居施設などがそろう大型再開発。新店舗はタワーの3階に開き、約400平方メートルの大型店となる。