米シティグループは、オンライン顧客の増加と個人向け銀行業務での利益改善を目指す戦略の一環として、新たなインターネットバンキング業務を開始した。
「シティバンク・ダイレクト」と呼ばれるオンライン預金口座で、預金金利は4.5%、最低預金額の設定がないほか、月額手数料がゼロになる場合もあるとしている。ただ、口座開設にはチェッキングアカウント(当座預金口座)とのリンクが条件になっている。
銀行業界で預金獲得競争が激化する中、同様のサービスで先んじた蘭INGグループの「INGダイレクト」や英HSBCホールディングスの「HSBCダイレクト」に対し、より高い金利を提供することで競争を有利に進める狙いがある。
オンライン預金市場は拡大を続けており、INGダイレクトが1月に累計1500万口座に達したことを明らかにしたほか、HSBCダイレクトは最近の週当たり預金増加額が7500万ドルとしている。