日航大株主の糸山氏、半分を売却「利回り確保できぬ」

日本航空の大株主である糸山英太郎・元衆院議員は29日、自身のホームページ上で、保有する日航株の約半分を市場で売却したことを明らかにした。

 糸山氏は、2005年9月末時点で、日航株8037万株(発行済み株式総数の4・05%)を保有しており、東京急行電鉄に次ぐ第2位の大株主だった。4000万株程度を売却したとみられ、売却額は約120億円になる。

 売却の理由について、糸山氏は「(日航が)2期連続で無配では、利回りを確保できない」と説明している。さらに、「経営陣が奮起し、株主価値の増大にまい進するならば、買い戻す投資行動をとる」とする一方、株主価値が減る場合は、「さらなる売却も考えなければならない」と警告している。

 糸山英太郎事務所によると、糸山氏は8日に、日航の西松遥次期社長と会談したという。

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