佐川急便(京都市南区、栗和田榮一会長兼社長)は21日付で純粋持ち株会社「SGホールディングス」を設立、新経営体制に移行した。佐川急便を含む国内14社、海外15社のほか、財団法人や外郭団体を傘下に置く。グループの総合力を生かして顧客ニーズや市場環境の急速な変化に対応する。
持ち株会社の資本金は112億7500万円。社長には栗和田佐川急便会長兼社長が就任した。グループ中核の佐川急便は、経営戦略の策定と管理、執行機能を分離したことで経営のスピードが速まるとみている。
宅配便業界では、最大手のヤマト運輸も持ち株会社(ヤマトホールディングス)体制に移行している。宅配便市場は日本郵政公社が「ゆうパック」攻勢を強めるなど競争が激化。ヤマトに続き2位の佐川が持ち株会社化したことで、業界の“両横綱”の経営効率がどこまで高まるか注目される。