戸田建設、北海道・釧路のホテルに独自開発の免震構造を採用

戸田建設は北海道釧路市内で建設中のホテルに独自開発の免震構造「TO―HIS」を採用した。積層ゴムやオイルダンパーなど従来の免震装置にフッ素樹脂製の弾性すべり支承を加えた。大地震時の最大床応答加速度を一般の耐震建物に比べ4分の1程度に軽減、工事費もほかの免震構造に比べ15%削減できるという。TO―HIS構法は超高層住宅や大規模病院など今回を含めて4件の採用実績がある。ホテルへの採用は初めて。

 同構造を採用したのは釧路幣舞橋ホテル(仮称)。鉄筋コンクリート造の地上13階建てで、延べ床面積7372平方メートル。戸田建設の設計施工で07年2月に完成予定。

 建物中央部の柱下に弾性すべり支承3基、建物外周の柱下に天然ゴム系積層ゴム16基と減衰装置のオイルダンパー4基を配置。水平方向固有周期が4・03秒と長周期化することで、大地震でも建物内部の家具などの転倒が防げる。

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