三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下のクレジットカード大手、UFJニコスは1日、携帯電話を使ったクレジット決済サービス「スマートプラス」の導入について、外食最大手のすかいらーくと提携することを明らかにした。携帯電話によるクレジットサービスは、同社など3社が競合しており、顧客拡大を狙った加盟店獲得競争が本格化している。
スマートプラスは、NTTドコモなどの「おサイフケータイ」を店頭に設置された読み取り機にかざすだけで買い物ができ、後で代金を決済する。先払い方式の電子マネーと違い、事前に入金する必要がない。UFJニコスは昨年8月にサービスを導入し、加盟店は現在、外食やドラッグストアなど約1000店舗。
すかいらーくは、「すかいらーく」や「ジョナサン」など約30の外食店ブランドで、全国約3200店舗を展開。今回の提携で、レストランの「スカイラークガーデンズ」と「ジェイズガーデン」、回転ずしの「魚屋路」の計47店に3月末までに読み取り機を設置し、順次サービスを始める。
おサイフケータイによるクレジット決済サービスは、ほかに三井住友VISAカードとNTTドコモが共同で展開する「iD」と、JCBの「クイックペイ」がある。それぞれの読み取り機に互換性がないため、利用者拡大のための加盟店の囲い込み競争が激化している。