三菱UFJフィナンシャル・グループの中核カード会社、UFJニコス(来年4月から三菱UFJニコス)とビザ・インターナショナルは16日、集積回路(IC)チップを内蔵した携帯電話を店舗の専用読み取り機にかざすだけで、クレジット決済できるサービスで業務提携する方針を固めた。同日午後発表する。
ニコスが持つ「スマートプラス」という決済機能をビザに無償提供するとともに、両社は共同事業を行う新会社を設立。一層のシェア拡大とニコス・ビザ陣営の機能の業界標準化を狙う。
現在、携帯クレジットのICカード機能ではニコスのほか、三井住友カード(東京)とNTTドコモの「iD」と、JCB(同)の「クイックペイ」の3陣営が顧客獲得競争を繰り広げている。
3陣営の機能は相互の互換性がないため、利用者が不便な上、店舗も複数の読み取り機を設置する必要があり普及の障害になっている。