中国人民銀行が1年半ぶりに利上げ、景気抑制狙う

中国人民銀行(中央銀行)は27日、1年物貸出金利を5.58%から5.85%に引き上げると発表した。金利の引き上げは2004年10月以来、1年半ぶり。
 1年物預金金利は2.25%に据え置いた。
 エコノミストは、預金準備率の引き上げを予想していたが、利上げは予想外だった。
 中銀は声明で「貸出金利の引き上げは、継続的で急ピッチかつ調和のとれた健全な経済成長を促すために、マクロ管理の成果を一段と高め、経済成長の力強い勢いを維持することが狙いだ」と説明した。
 中銀は、1年物以外の貸出金利も引き上げた。6カ月物貸出金利は5.22%から5.40%に引き上げられた。
 中国では、第1・四半期の国内総生産(GDP)伸び率が前年比10.2%となり、エコミストの間で景気過熱に対する懸念が浮上していた。
 今回の利上げは、多くのエコノミストにとって予想外だった。
 ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(香港)のストラテジスト、ベン・シンフェンドルファー氏は、「非常に予想外だった。市場は預金準備率の引き上げを予想していたが、投資需要の抑制に寄与するため、とりあえず望ましい措置といえる。中銀が積極的に動いているという印象も与えた」と述べた。

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