WSJ-エムファシス、EDSによる過半数株式取得提案を歓迎

インドの情報技術(IT)サービス会社MphasiS(エムファシス)(526299.BY)は4日、同業大手の米エレクトロニック・データ・システムズ(NYSE:EDS)が同社の過半数株式を1株当たり204.5ルピー(約4.61ドル)の現金で買い付けると提案したことに対し、歓迎を表明した。

ジェリー・ラオ会長兼最高経営責任者(CEO)は「当社はEDSによる過半数株式取得を支持しており、買い付けがうまくいくよう期待している」とコメント。「(これにより)成長機会が生まれ、顧客に提供するサービスの幅が広がることを楽しみにしている」と述べた。

ラオCEOはまた、「EDSは主に大規模なインフラ管理契約を手掛けている。一方、当社は小規模でニッチなプロジェクトを取り扱っている」とコメント。EDSによる過半数株式取得で、両社は相互にビジネスを補完することになり、相乗効果が生まれるとの見方を示した。また、サービスの幅を広げる助けとなるクロスセリングの機会もたくさん生まれるとした。

EDSは3日、エムファシスの過半数株式を1株当たり204.5ルピーの現金で買い付けると提案した。買い付けの成立は、EDSが少なくとも発行済み株式の約52%に相当する8300万株を取得できることが条件となる。8300万株を取得する場合の総額は約3億8000万ドル。買い付け期間は5月22日から6月12日が予定されている。

エムファシスがEDSによる過半数株式取得の提案に歓迎の意を示したことは、多国籍ITサービス企業がインドへのシフトを進める中で、同社が成長を維持するために世界的な大企業との提携を望んでいることを示唆している。同じような例では、米ソフトウエア大手のオラクル(Nasdaq:ORCL)が昨年8月、インドの金融ソフトウエア大手、アイフレックス・ソリューションズ(532466.BY)の経営支配権を取得している。

ラオ会長は「自由市場だ。このような形の取引は、今後は当たり前のことになるだろう」と述べた。

エムファシスは過去4年間で、インドのクシェマ・テクノロジーズ(本社:バンガロール)や英プリンストン・コンサルティング(同ロンドン)など小規模IT企業を数社買収している。

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