フランスの通信機器大手アルカテルは2日、米同業のルーセント・テクノロジーズを134億ドルで買収すると発表した。
統合により、顧客である通信会社に対して価格交渉力を高めることが可能になるほか、研究開発分野の拡大にもつながる。
統合後の新会社は本社をパリに置き、ルーセントのルーソー最高経営責任者(CEO)がCEOに就任する。
新会社は、株式の60%をアルカテルが保有。合計売上高は250億ドル(210億ユーロ)となる。リストラ費用を除くベースで初年度から1株利益を押し上げる効果があるという。
統合に伴い、従業員の約10%(8800人)を削減する方針。ルーセントは、地理的・業務的に「公正でバランスのとれた」人員削減にする、との見通しを示した。
アルカテルのチュルク会長兼CEOは、代表権のない会長に就任。取締役は、両社から半数ずつ選出するほか、欧州から社外取締役を2人加える。