ドイツ銀行は、中国の華夏銀行への出資を長期にわたって維持する一方、中国証券セクターでの買収に関心を示している。国営紙が3日、同行関係者の話として報じた。
ドイツ銀行と独サル・オッペンハイムは昨年10月、共同で中堅銀行である華夏銀行株の14%を3億2900万ドルで取得した。
ドイツ銀の持ち株は約10%で、将来的にオッペンハイムの持ち株を買い取るオプションも得ている。ドイツ銀行の中国部門責任者は同紙に対し「華夏銀行への出資は長期的に維持する」と語った。
また、ドイツ銀行が現在「中国の投資銀行市場に大いに関心を持っている」ことも明らかにした。中国の証券会社を買収する計画はあるかとの質問に対し同責任者は、「われわれは包括的な戦略に基づいて行動する予定であり、中国の投資銀行セクターは新しいビジネスチャンスの場と考えている」と述べた。
ドイツ銀行は、今年香港で最大規模とみられている中国工商銀行(ICBC)[ICBC.UL]の新規株式公開(IPO)の幹事に選定されている。