バイエル薬品(大阪市淀川区、栄木憲和社長)は11日、がん、血栓止血領域の販売強化に乗り出すと発表した。1日付で社内に設けた血栓止血領域製剤部門に続き、来月1日にはオンコロジー部門を新設。がん領域に特化した専門医薬情報担当者(MR)を新たに40―50人採用する。
12日に発売する簡便型血友病自己注射セット「コージネイトFSバイオセット」の早期浸透を図るとともに、国内で第3相臨床にある腎がん治療薬「ネクサバール」が、年内にも申請できる見通しとなったため。
同社は現在、降圧剤「アダラート」や糖尿病治療薬「グルコバイ」などの生活習慣病領域の薬剤を主力としている。一方、パイプライン(新薬候補品目)の後期には高リン血症治療薬「フォスレノール」や血栓症治療用の経口第Xa因子阻害剤「BAY59―7939(開発コード)」などが控える。