安川電機は中国でインバーター事業を拡大する。現地の代理店を増やして販売をテコ入れする一方、上海の生産子会社の従業員数を約20%増員し、同工場の生産能力を現在比約40%増強する。これまで、手薄だった大・中型製品を中心に販売攻勢をかけ、中国での06年度の売上高を前年度比20%増の100億円に引き上げる。
華南と西北地域で販売代理店を新設し、主要地域を網羅する体制を整えた。中国での販売はこれまで小型製品が主力だったが、港湾整備の増加に伴いコンテナクレーン向けなどで大・中型製品の需要拡大が見込めるため、代理店網の拡充を通じて新規顧客を開拓する。
生産面では現地生産を増やしてコスト競争力を高める。上海市嘉定区の現地法人「上海安川電動機器」の従業員数を現在の1100人から200人程度増やす。2直体制の導入により、生産能力を40%拡大する。