モリモト医薬、無菌粉末10mgに対応する充填装置を製品化

モリモト医薬(大阪府吹田市、盛本修司社長)は、微量無菌粉末充填(てん)装置「Mオーガー充填機」を製品化し、製薬会社向けに受注活動を始めた。1回当たり最少10ミリグラムの少量充填に対応できる。従来機は同25ミリグラム程度までが限界だった。

 処理能力は容器換算で日産3万本。抗がん剤やホルモン製剤など高額薬剤の生産ライン用途を想定、価格は1000万―1億円。

 新型機は食品や飼料の充填に使う「オーガー式」を採用。じょうご型のホッパーに粉末を入れて先端部でスクリュー刃を回転させて押し出す。剛性を高め回転軸のブレを抑えたことなどで微量吐出に対応した。

 電子天秤(てんびん)で充填量を全数検査し、プラスマイナス0・1ミリグラムの精度を確保。「少量充填化で使用量や用途に合わせた新しい投与手法の開発につながる」(盛本社長)という。

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