DJ-デル下落、シティグループが投資判断を「セル」に引き下げ
21日のナスダック市場で、コンピューター大手デル(Nasdaq:DELL)が下落し、52週安値を更新した。シティグループのアナリストによる投資判断引き下げを受け、売られた。終値は前日比1.23ドル(4.36%)安の27.01ドル。一時は26.78ドルまで下げた。
シティグループのアナリスト、リチャード・ガードナー氏は、デルの投資判断を「バイ」から「セル」に引き下げた。市場シェアを拡大するために同社が価格引き下げに踏み切れば、同社の粗利益率は急速に悪化する可能性があるとしている。
デルは業界平均を大きく上回るペースで販売台数を伸ばしてきたが、最近になって成長率が低下していると、ガートナー氏はコメント。これは、「デルのコスト優位性がゆっくりではあるが徐々に失われつつある上、同社製品は世界の中でも飽和状態に達した市場で販売されている」ためだと述べた。
同氏はまた、「デルはこれまで、競合他社を5-10ポイント上回る売上高営業利益率を維持しながら、パソコン市場全体の2-3倍の速さで成長してきた。しかし、このような時代は永遠に終わったとわれわれは考えている」と述べた。