三菱マテリアルは銅事業で海外の鉱山開発投資を加速する。今後、需給がタイトになると予想される銅資源の確保が狙い。同社は06年度以降、「鉱山、精錬、伸銅品など3部門のバランスを取り、投資は鉱山に重点を置く」(加藤敏則常務執行役員銅事業カンパニープレジデント)方針。鉱山への投資額は「案件によって変動するが、06―08年度に計300億円程度」(同)を検討する。化出資先は北米、南米、オセアニア、アジアなどから選定する。投資の条件は、銅価の高騰とともに権益代が高くなる中で、鉱山寿命が最低30年以上あること。また、原油高や資材・機材費の上昇で鉱山の開発費が従来より膨らむため、銅の生産コストが低いなどランニング費用を重視する。