景気回復による海外旅行者の増加が見込まれるなか、損害保険各社が海外旅行保険の販売拡大を見込む。海外旅行保険はここ数年、バリ島のテロや鳥インフルエンザ、新型肺炎(SARS)などの影響で伸び悩んでいた。06年度は好調な経済環境を反映し海外旅行者が増える見通しで、海外旅行保険も「3―4%の伸びは期待できる」(大手損保)と、各社が増収を予測する。
海外旅行保険の市場規模は年間の保険料収入ベースで約1000億円と推定される。ここ数年は販売が伸び悩んでいたが、05年度は前年度比ほぼ横ばい。06年度はゴールデンウイークの海外旅行者の増加が予想されるほか、ドイツでのサッカーワールドカップ開催により、欧州への渡航者の増加も期待できる。
大手損保はインターネット経由で契約できる商品の投入などによりテコ入れを図っている。