アサヒビール、和光堂株約297万株の公開買い付けを決議

アサヒビールは、和光堂株を公開買い付け(TOB)により取得すると発表した。1株7900円で、296万9794株の買い付けを行う。買い付け期間は4月25日から5月15日まで。
 応募株券が予定数に満たない場合は、応募株券の全部の買い付けを行わないとしている。また、買い付け株数には上限を設定せず、予定数を超えた応募株券はすべて買い付ける。このため買い付けの結果次第では、上場廃止になる可能性があるとしている。
 公開買い付けが予定数で終了した場合、アサヒの保有株比率は50%になる。株式取得資金は約236億円を予定している。
 アサヒはグループ中期経営計画で、食品・薬品事業を酒類事業、飲料事業に次ぐ第3の柱へ成長させることを最重要課題の1つに掲げている。和光堂を傘下に収めることで、両社の技術を相互に活用した新たな商品提案や、アサヒの海外インフラを活用したベビーフード事業の海外展開などが可能になるという。
 また、和光堂の顧客年齢層は、アサヒの飲料、食品事業の顧客年齢層と完全な補完関係にあり、アサヒグループは全年齢層の顧客を対象にした戦略立案が可能になるとしている。

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