ロート製薬、鎮静生薬とビタミンB1剤に睡眠の質の改善効果を確認

ロート製薬はサイコなどの鎮静生薬とビタミンB1を配合した薬剤に睡眠の質を改善させる効果があるという試験成果をまとめた。同社は肉体や精神面で慢性疲労を感じる人向けに睡眠の質を高める内服薬を疲労科学研究所(大阪府豊中市)と共同で開発している。この研究を踏まえ、9月中にもこの薬剤を就寝前に服用する一般用医薬品として発売する。

 試験は慢性疲労を感じる23―44歳の男女19人を対象に2週間実施。1日1回寝る前に2錠ずつ服用させたところ、熟睡感の改善が確認された。

 ロート薬は疲労回復には熟睡時間の確保による脳の休息が重要との考えに基づき、睡眠の質を高める成分を探索。サイコやセンキュウに肉体疲労回復に寄与するビタミンB1などを配合した新薬創生に取り組んでいる。

 慢性疲労による経済損失は年間1兆2000億円とも試算されている。

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