松下電器産業とソニーは十一日、高精細なデジタルハイビジョン映像を現行のDVD(デジタル多用途ディスク)に記録するための新規格「AVCHD」の基本仕様をまとめたと発表した。両社は新規格を他社も採用するよう積極的に働きかけ、標準化したい考えだ。
ハイビジョン対応のテレビが普及し始めていることから、両社は本格的なハイビジョン時代に対応するビデオカメラのニーズも高まるとみて、新規格を開発した。
ハイビジョン映像は情報量が大きく、これまではDVDの容量には収まらず、ハイビジョン映像対応の家庭用ビデオカメラではカセットテープ方式が用いられていた。
松下とソニーは、映像を従来の二倍以上の効率で圧縮する技術を開発し、八センチのDVDに最大四十分程度のハイビジョン映像の記録を可能にした。
家庭用ビデオカメラでは、映像の記録媒体が従来のカセットテープからDVDやハードディスクに変わろうとしている。ハイビジョン対応のDVDビデオカメラが登場すれば、記録媒体のDVD化の動きが加速することになりそうだ。