三菱重工業は、韓国の風車用タワー製造会社の東国S&Cから大型風力発電設備三基を受注した。韓国はアジアでインド、中国、日本に次ぐ第四位の風力発電市場となっており、三菱重工が韓国向けに受注するのは初めて。
インド向けではすでに受注実績があり、今回の受注を機にアジア市場の開拓を加速する。
韓国向け風力発電設備の発電能力は一基当たり一千キロワットで、同クラスで世界最高レベルの発電効率を誇る。一般家庭の消費電力に換算すると約四百六十世帯分に相当する。
同装置が建設される韓国南西部の全羅南道新安郡では今回の三基の装置を第一弾として、最終的に総発電出力五万キロワットの装置が建設される計画だ。
三菱重工は韓国での初受注を機に、同地域での追加受注を狙うほか、韓国の他の地域やアジア市場にも攻勢をかける。
韓国は、風力や太陽光などのエネルギーを活用した発電方式に対する優遇制度を二〇〇三年に導入して以来、風力発電市場は拡大しており、年間十五万-二十万キロワットの需要が期待されている。