米電力大手ミラントは30日、米同業NRGエナジーの買収を提案した。
提示額は80億ドル。買収が実現すれば、全米最大の独立系発電事業者が誕生するが、NRGは買収案を拒否している。
ミラントは今年、連邦破産法に基づく会社更生手続きを終えた。今回の買収提案について、両社の価値を大幅に高めると確信している、と表明。ミラントによると、NRGは先週買収案を拒否、交渉にも応じていない。
NRGのコメントは得られていない。
ミラントは、現金と株式の組み合わせで、NRG株1株当たり約57.16ドルでの買収を提案している。提示額は、NRG株の30日終値に33%のプレミアムを上乗せした水準。
買収が実現すれば、テキサス州、カリフォルニア州、大西洋岸中部、北東部に強固な基盤を持つ米国最大の独立系発電事業者が誕生する。2007年の利払い・税・償却前利益(EBITDA)は調整後で30億ドル、国内発電能力は3万7500メガワット、海外も含めると4万3000メガワットとなる。