精巧な鉄道模型でファンを魅了してきたドイツの玩具メーカー、メルクリンが12日、経営不振を理由に英国の投資会社キングスブリッジに身売りすると発表した。
1859年の設立以来、創業者一族を中心に経営。機関車や貨物車などのモデルを次々と発表し、レーガン元米大統領なども模型の収集家だったという。ここ数年のコンピューターゲームの普及などを背景に経営が悪化。人員削減などに取り組んできたが、資金繰りができず自力再建を断念した。
キングスブリッジは「メルクリンは一流のブランド。北米、アジア市場中心にまだ成長が見込める。利益体質への復帰は可能だ」としている。