福岡銀行 熊本ファミリー銀と経営統合を検討

地銀大手の福岡銀行(本店・福岡市)と、第二地銀の熊本ファミリー銀行(同・熊本市)は12日、07年春に共同持ち株会社を設立し経営を統合する方向で検討に入ったと発表した。統合の前段となる業務・資本提携でも合意。県境を越えた経営統合が実現すれば、単純合算で総資産8兆9694億円、預金量は7兆5362億円(05年9月末現在)となる。全国の地銀では横浜銀行▽ほくほくフィナンシャルグループ(富山市)▽千葉銀行に次ぐ4番目の規模で、千葉銀とほぼ肩を並べる。
 熊本ファミリー銀は国から300億円の公的資金を受けているが、福岡銀行が肩代わりして返済することでも合意した。同日、記者会見した福岡銀の谷正明頭取は「熊本ファミリーは確固たる地盤があり、ふさわしい相手と判断した」と述べ、熊本ファミリーの河口和幸頭取は「最も信頼性、安定性の高い福岡銀との連携は最良の選択」と話した。
 福岡銀は4行が合併して45年に設立。昨年9月末現在の預金量6兆3208億円、貸出金残高5兆1680億円で、自己資本比率は9.51%。熊本ファミリー銀は92年に2行が合併して発足した第二地銀。昨年9月末の預金量1兆2154億円、貸出金1兆105億円。自己資本比率は8.06%。

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