あおぞら銀行が22日発表した06年3月期決算は、当期利益が前年比33.6%の1201億円と過去最高になった。07年3月期の業績見通しは、不良債権処理損見通しに精査が必要として公表を見送った。概要が固まり次第発表する。
06年3月期の連結業務粗利益は前年比17.5%増の1142億円。貸出金による資金利益は前年を割ったが、投資銀行業務が好調だった。非金利収入の割合は前年同期の39.4%から53.6%に上昇した。実質業務純益は前年比27.4%増の647億円となった。
貸出金は前年比17.6%増の3兆1363億円。水上社長は貸出金ビジネスについて「貸金は大きな生命線。営業基盤をさらに強化する」と強調した。
自己資本比率は19.47%となり、水上社長は「M&Aなどチャンスがあれば(自己資本を)使いたい」と述べた。
07年3月期業績見通しの非公表について、水上社長は「引当金の繰戻しなどをどのように認識するのかなど、精査が必要」と説明。業務粗利益などの業績自体は、引き続き成長を見込んでいると語った。