中国人民銀行(中銀)は、国内金融市場の改善に努めるなか、人民元改革を進める姿勢を改めて強調した。
同行は、2005年年次報告書で「為替管理システムの改革と人民元レートの形成メカニズムの完全化を進める」と指摘。また、国有商業銀行の改革を続ける一方、金利の自由化と新たな金融商品創設に注力するとしている。経済運営では、信用の安定した増加を維持するとともに金融政策の効果を高める方針を示した。
企業が資金調達で銀行融資に依存しすぎており不良資産が膨らむリスクなど、金融セクターに一連の「深刻な」問題が残っていると指摘。資本のより効率的な配分を進めるため、リスクに留意しながらも銀行・保険・資本市場間の相互作用強化を促す意向を示した。