持田製薬は日本では外科手術しか治療法が認められていない性感染症「尖圭コンジローマ」の治療薬を今月中に承認申請する。07年度中の発売を見込む。国内での正確な患者数が不明で類似薬もないため売り上げ予想は10億―15億円と控えめだが、実現すれば自社開発の薬剤としては17年ぶりの新薬となる。08年度にも子宮内膜症治療薬の発売を予定しており、この2剤を合わせてピーク時には60億円強の売り上げを目指す。
申請するのは米スリーエムから開発販売権を取得し、臨床試験を進めてきた外用剤の「イミキモド」。尖圭コンジローマはヒトパピローマウイルスによって引き起こされる性感染症の一つで、性器や肛門(こうもん)の周りに鶏冠状のイボができる疾患。
発症率は人口10万人当たり30人程度と言われるが、若い女性層で増加中との報告がある。