川崎汽船は25日、事業規模の拡大にあわせて、安全運航のための船舶管理と船員養成体制を強化すると発表した。同社は海運需要の増加に対応するため、08年度に自社で運航を管理する船舶数を05年度に比べ約50隻多い210隻に増やす計画を打ち出している。そこで競争力を維持するため、グループ内で船舶管理ノウハウを共有するとともに、航海士や機関士といった海事技術者の養成をさらに強化する必要があると判断した。
現在、川崎汽船グループでは液化天然ガス(LNG)船、コンテナ船・危険物船、自動車船・ばら積み船の種類別に船舶管理を行っている。今後は船舶数が増えるため、陸上で運航管理する外国人責任者の育成に力を入れる。グループの船舶管理会社間で小規模事故のデータを集め、事故防止や発生時の対応策についてのノウハウも共有できるようにする。