三井金属、ペルーの亜鉛鉱山戦略に着手-パルカ増産・ワンサラ延命
三井金属は海外における亜鉛鉱山戦略「ワンサラ鉱山複合体」に着手した。ペルーのワンサラ鉱山を中核に、3月に開山したパルカ鉱山を増産する一方、ワンサラ鉱山の生産を抑えて延命化を図る。効率的な鉱山運営で原料を安定調達するのが狙い。06―07年度は両鉱山合計で亜鉛鉱石の1日当たり粗鉱量を計1600トン(05年度比14%増)として、09年度には同1700トンへの増産を検討する。中長期には新規鉱山の開発も視野に入れ、ペルーでの探鉱に力を注ぐ。
ワンサラ鉱山は68年に開山。98年度に1日当たりの粗鉱量が1700トンに増えたが保有鉱量が減少傾向となり、03―04年度は減産した。06年度、07年度は同1150トン、同1100トンに抑える。
一方、パルカ鉱山の埋蔵鉱量は300万トンで10年以上の寿命を確保。探鉱余力があり、鉱量が増える可能性が高い。