荒川化学工業は07年を目標にシリコーン事業で自動車関連市場に参入する。紙や布、フィルムなどのコーティング材料に採用されているシリコーン樹脂を自動車のエアバッグ塗工剤に応用する。
シリコーン樹脂は耐熱性や気密性などに特徴があり、紙、フィルムなどのコーティング材料に使われてきた。同様の特徴を求められるエアバッグにも応用できると判断。自動車関連市場への参入を決めた。溶剤を使わない環境配慮型シリコーンの採用を働きかける。
技術導入しているフランスのローディア(パリ市)製シリコーン材料は欧州や米国でエアバッグ向けにシェアを拡大している。さらにエアバッグの標準装備が運転席と助手席に加え、サイド部分にも拡大していることから需要増を見込む。
同社は96年、ローディアの技術を導入し、はく離紙用のシリコーン分野に参入した。