阪急交通社(大阪市北区、小島弘社長)は海上貨物の取り扱いを強化する。7月から福岡の博多港で新規事業を始めるのに加え、10月には輸出貨物の業務効率化を目的とした業務処理システムを稼働する。また、ITと営業部門の出身者で構成するチームを使い、きめ細かい物流管理を求める荷主ニーズに対応する。海上貨物部門の強化などにより、07年3月期は国際輸送事業全体で売上高247億円(前年度比3・0%増)、営業利益17億円(同12・8%増)を目指す。
福岡の海上貨物事業は05年に業務提携したセンコーの博多港に隣接する倉庫内に事務所を設置。自社で通関業務と営業を手がける。福岡空港で航空貨物は取り扱ってきたが、海上貨物の営業拠点は持っていなかった。拠点の拡充で貨物輸送拡大につなげるほか、アジアなど増加する国際物流需要に対応する。