旭化成メディカル、来春めどに人工腎臓用ポリスルホン中空糸増産
旭化成メディカル(東京都千代田区、吉田安幸社長)は、07年春をめどに人工腎臓用ポリスルホン中空糸を増産する。岡富工場(宮崎県延岡市)の紡糸能力を増強するとともに巻き取り設備を全面自動化。同工場の年産能力を人工腎臓膜換算で1・5倍の1500万本に引き上げる。近接の恒富工場(同)と合わせて2500万本体制を確立する。ポリスルホン製の人工腎臓は透析性や生体適合性に優れることから需要が急増中。国内首位の地位を固めるとともに、世界トップのドイツ社を追撃する。
旭化成メディカルはポリスルホン中空糸を岡富と恒富の両工場で紡糸した上で、約1万本ずつ束ねて人工腎臓用の中空糸膜を生産。これを大分工場(大分市)と中国・浙江省の組立工場で透明容器に収めた上で、人工腎臓として供給している。