インド政府は、同国最大の石油生産会社であるインド石油天然ガス公社(ONGC)の経営トップ、スビル・ラハ会長が、任期満了に伴い、今週いっぱいで退任すると発表した。後任にはシャルマ財務担当取締役が就任する。
ラハ会長は二〇〇一年に就任。強力なリーダーシップを発揮し、積極的な海外油田の買収などで事業を拡大し、〇五年には純利益を就任時の三倍強に引き上げるなど優秀な経営成績を挙げた。
一方で、海外権益の獲得をめぐりアイヤル前石油相と頻繁に対立するなど、政府からは煙たがられた。同氏は続投を希望していたといわれるが、昨年七月に起きたムンバイ沖火災事故の責任を問われる形で、一期(五年)限りで後進に道を譲ることになった。