WSJ-米デル、会長と最高経営責任者が自社株を合わせて400万株購入

米コンピューター大手デル(Nasdaq:DELL)のマイケル・デル会長と、ケビン・ロリンズ最高経営責任者(CEO)がこの1週間で、自社株を二人合わせて約400万株購入していることがわかった。

デル会長が購入した額は7000万ドルで、調査会社インサイダー・スコア・ドット・コムのデータによると、企業経営幹部・役員の個人による購入額としては、少なくとも2002年8月以来最高だ。

デル会長は24日に、自社株290万株以上を平均23.99ドルでその2日前に購入したと発表した。30日には同社ケビン・ロリンズCEOが、ストックオプションを行使して自社株110万株を入手したことを明らかにした。

デル広報のジェス・ブラックバーン氏は、デルとしてはデル会長の株式購入についてはコメントしていないと述べた。また、ロリンズCEOの取引についても電話に返事が返ってきていない。

調査会社ワシントン・サービスのデータによると、ロリンズCEOは、オプションが期限切れとなる42日前に1株当たり1.45ドルで行使した。デルの30日の株価終値は前日比21セント高の25.02ドルだった。従ってロリンズCEOは160万ドルを支払っておよそ2800万ドル相当の株式を手に入れたことになる。

インサイダー取引観測筋は、インサイダーはストックオプションを行使した直後に株式を売却することが多いので、このようなストックオプション行使は望ましいものとみている。

インサイダー・スコア・ドット・コムの調査ディレクター、ベン・シルバーマン氏によると、デル会長の株式購入取引は、少なくとも米証券取引委員会(SEC)が新しいインサイダー情報公表基準を設定した2002年8月以後では最大の取引だ。同一期間の企業経営幹部・役員の個人による購入で2番目の規模の取引は、メキシコの通信業界有力者のカルロス・ヘル氏が2004年4月に行ったAT&T株4000万ドルの購入だ。

シルバーマン氏の分析は、個人のインサイダーが行った最大の購入取引を特定しようというもので、2002年8月までにさかのぼるデータを使用している。ただ、ヘッジファンドやプライベート・エクイティなどによる買い入れは除かれている。

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