住友信託 06年度、ボーナス1割増額 業績連動部分膨らむ

住友信託銀行は、2006年度の賞与を前年度より1割程度多く支給した。
 05年度の業績が目標を大きく上回り、会社業績と連動して支給する部分が膨らんだ。
 同行の賞与は、(1)キャリアなどに応じて支給する基本賞与が全体の2割程度(2)会社業績を反映させる業績連動が2割程度(3)残り6割程度が部門や個人の業績に連動する-仕組みになっている。業績連動部分は夏冬2回の賞与のうち、夏に一括して支給している。
 業績連動は会社業務(修正業務純益と最終利益の2指標に基づきプラスマイナス25%程度まで変動)を、個人の賞与支給額に直接反映させる仕組み。
 業績好調で賞与全体の9%程度押し上げる要因となった。
 頑張りが業績に跳ね返ると、それだけ賞与に反映される仕組みを2003年から取り入れているが、業績連動の恩恵を改めて感じたボーナスとなったようだ。
 さらに、今夏の賞与では従業員の頑張りに報いるため、昨夏に続き全体の10%に相当する一時金を別途支給した。
 また、こうした従業員満足度の向上に取り組んでいることを中途採用にも生かす考えで、今年度は380人を募集する予定。
 同行は株主、顧客、従業員という3つの利害関係者(ステークホルダー)のバランスを取ったCSR(企業の社会的責任)経営を重視。顧客には環境配慮型住宅へのローン金利優遇や「信託世代倶楽部」での金利優遇などを、株主には配当性向20%以上を約束している。

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