中部電、バイオマス発電システムで出力55kwの発電に成功

中部電力は21日、技術開発本部(名古屋市緑区)内で研究中のバイオマス直噴燃焼式小型発電システムで出力55キロワットの発電に成功したと発表した。スターリングエンジンと組み合わせたシステムで、間伐材や農業廃棄物などのバイオマスを利用して二酸化炭素(CO2)の発生を抑える小規模分散電源として期待される。9月から実用化に向けて本格的な試験運転を始める。

 同システムはバイオマスをバーナーで直接燃焼させ、その燃焼ガスをスターリングエンジンに供給、発電する。燃焼排熱を直接利用するため設備コストが低減できる上、コンパクトながら高効率な発電を実現。50キロワット級と小型だが、複数台を並列利用すれば数百キロワットまで対応可能という。

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、子会社のシーテック(名古屋市瑞穂区)と共同研究していた。今後は安定発電ができるよう改良し、試験運転に備える。

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