ピア・ワン・インポーツ(NYSE:PIR)の取締役会は、新しい最高経営責任者(CEO)を探しはじめるべきかどうか、その場合はいつ行うかなどについて協議する予定だが、資産売却の可能性に関する調査を同社アドバイザーが完了するまでは変化はない見込みという。現職CEOのマービン・ジルアール氏が明らかにした。
ジルアール会長兼CEOは22日、当地で開かれた年次株主総会後、記者団に対し、「われわれはそれについて、きょう(の取締役会で)話し合う予定だ。過去にもそれについては話し合ったことがあるが、(人材あっせん会社を)正式に雇うことは検討していない」と語った。
ピア・ワンは5月、資産売却など「戦略的代案」を評価するのを支援してもらうため、JPモルガン・チェースと契約したと発表した。
ジルアール氏は、投資銀行による評価が行われている間は、自身の後任探しは行うべきではないとの考えを示した。
ピア・ワンは輸入家具や室内装飾品を扱う専門店チェーンを展開する。ウォルマート・ストアーズ(NYSE:WMT)やターゲット(NYSE:TGT)などの小売り大手が、同様な商品をより安い価格で販売するようになったため、ここ数年間は業績不振が続いている。66歳のジルアール氏は1999年以来、CEOを務めている。
一部のアナリストは、未公開株投資会社がピア・ワン買収に乗り出すと予想するが、未公開株投資会社の買収対象となるほど、ピア・ワンは十分なキャッシュフローを生んでいないと指摘する声も聞かれる。
株主総会に先立ち、22日付のウォール・ストリート・ジャーナルは「Heard On The Street」コラムで、2年以上に及ぶ売り上げ減少により、投資家のピア・ワンに対する不満は高まっている、と報じていた。それによると、同社の業務見直しにはCEO交代も含まれるべきと一部の投資家は主張しているという。