昭和電工 HD増産半年前倒し DVD装置向け需要増

総合化学大手の昭和電工は22日、磁気記録媒体「ハードディスク(HD)」の製造能力増強計画を前倒しすると発表した。携帯音楽プレーヤー、DVD(デジタル多用途ディスク)レコーダーなどのメーカーから引き合いが強まっていることに対応する。
 2006年11月から進める予定だった増強への着手を、半年程度前倒しして実施し、06年末には現在より14・5%増やして月産1575万枚体制を敷く。台湾の生産子会社、昭和電工HDトレースの新生産ライン増設、日本とシンガポールの各製造拠点の生産性向上などで月産能力を200万枚上積みする。設備投資は約80億円。
 22日、東京都中央区の鉄鋼会館で会見した高橋恭平社長は「HDは当社の成長ドライバー(牽引(けんいん)役)。需要が急拡大しており、供給を確保するため、計画を前倒しした」と説明した。
 同社は今年4月のHD月産能力は1375万枚。06~08年の3年間に総額900億円を投じて74・5%増の2400万枚とする計画を打ち出している。
 同社は、HDだけを製造する専業メーカーで、HDの世界シェア約40%でトップとなっている。
 同社はまた、「垂直磁気記録方式」と呼ばれる高密度記録技術を用いたHDの口径2・5インチタイプを、7月から量産出荷すると発表した。
 ディスク1枚当たりの記録容量は100ギガ(1ギガは10億)バイトで、「水平磁気記録方式」タイプより66・7%大きく、主にノートパソコン向け。
 同社は昨年6月、携帯音楽プレーヤー向けの1・8インチサイズで、垂直磁気記録方式HDを市場投入している。今後、世界最小の0・85インチサイズにも、垂直磁気記録方式を採用する計画だ。

キョーリンが東洋ファルマーに設備投資

株式投資ニュース

コナミデジタルエンタテインメントがブルーレーベルを買収

Track Back URL: